愛媛県出身のシンガー・ソングライター、ちゃんゆ胃(23)が9日、下北沢SHELTER(東京都世田谷区)で行われたワンマンライブ「stomach medicine」に登場。初披露曲を含む全15曲を熱唱した。
地元・愛媛県から発信していたSNSを通じてZ世代からの人気を誇るちゃんゆ胃は、2024年春に上京を果たした。しかし東京の地で現場に足を運んでくれるファンは少なく、「最初は全然チケットが売れなかったんです…(笑い)」という。そこで、ワンマンライブを前に毎週路上ライブを敢行するなどファン層の拡大に務めた結果、さまざまな年代のファンが増加したようで「SNSも使って路上ライブもやって、幅広いファンの人に会えました」と充実した表情を浮かべた。
また、昨年11月に放送された調査系バラエティー番組で、地元・愛媛県民が選ぶアーティストランキングで8位に入賞したことを聞かれると「ランクインしてましたね! 愛媛のリアルな友達から連絡が来てビックリしました。どんな集計してるんだろうって疑いしかないです」と照れ笑い。ただランクインの快挙は「愛媛の方に認知されてるのは大事なことですよね」と語り「愛媛でのライブもやっていけたらいいな」と意欲を語った。
今年の目標は「(ライブハウスの)キャパを増やす」「全国的な活動」「フェス出演」と目を輝かせる。特に香川県の野外フェス「MONSTER baSH」の名前を挙げ「地元から頑張っていきたいです!」と目標のステージに照準を定めた。
この日は「Dear.a」「人生は素晴らしい」といった人気曲や、新曲「キャンドル」などを披露。また東京大阪愛媛でのツアー「胃住計画」のスケジュールなども発表された。