立ち技格闘技イベント「Ｋ―１ ＷＯＲＬＤ ＭＡＸ ２０２５」（９日、東京・国立代々木競技場第二体育館）での「Ｋ―１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ 女子アトム級王座決定トーナメント」決勝戦で、Ｋｒｕｓｈ同級王者の松谷綺（２１）が末松晄（１９）との激闘を判定２―０で制し歓喜のベルトを巻いた。
準決勝でマフィア・ペットモンコンディー（タイ）を下した松谷は、同じくルシール（オーストラリア）に勝って駒を進めてきた末松と対戦。試合は共に譲らず打ち合う展開となる。それでも松谷は最後まで前に出て攻撃を出し続けて判定勝利をもぎ取った。
前王者・菅原美優の引退で空位となった悲願のベルトを巻いた松谷は「たくさん応援本当にありがとうございました。ずっと夢だったＫ―１のベルトをこうやって巻くことができて本当にうれしいです」と感極まった様子で話す。それでもＫＯとならなかったことに「この試合ではＫ―１チャンピオンと胸張って言えないので、もうちょっと頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。