浜松オートのSG「第38回全日本選抜オートレース」は9日(4日目)、最終予選が行われた。
森且行(50=川口)は、最終予選6R、2周回で3番手に上がるもその後は追走いっぱい。最終周に有吉辰也に抜かれ4着に終わった。
「試走から滑りがひどかった。エンジンが原因と思う。やったキャブの調整は戻してヘッド周りを扱う」とすぐさま修正に取りかかった。それでも「余裕はあるんだけどね」と振り返ったように、まくり攻勢で番手を上げる動きは決して悪くない。
予選4走3、4、1、4着でケガから復帰後初となるSG準決勝戦に進出。準決勝戦9Rは1番車を手に入れた。「トップスタート行きたいね。そうすれば自分のグリップで走ることができる」。独走展開をつくるためにクラッチも扱う。
「やることがいっぱいある」と言いながらも充実の表情。2020年11月、優勝した川口・日本選手権以来のSG優出へ万全を期す。