元ボクシング世界3階級制覇王者で亀田ジム会長の亀田興毅氏(38)が、9日に神戸市内で行われた西日本ボクシング協会会長選で〝決選くじ〟にもつれ込んだ末に惜しくも落選した。
同会長選には3人が立候補。有効投票68のうち、亀田氏と真正ジム会長で現職の山下正人氏(62)が27票の同数で並んだ。規定で同数の場合はくじによる抽選となり、先に引いた亀田氏は外れくじで、後から当たりくじを引いた山下氏の3選が決まった。
落選後、亀田氏は自身のXを更新して胸中を吐露。「西日本協会長選挙は力及ばすでした。ただ、最年少でこのような挑戦ができたことは良い経験になりました。そして選挙を通じてたくさんの仲間が増えたことは自分にとって財産になりました。これからもボクシング界の為に邁進していきます。引き続き宜しくお願い致します」とコメントした。
〝亀田会長〟の誕生は実現しなかったが、今後まだまだチャンスがあるだけにその活動が脚光を浴びていきそうだ。