兄妹ユーチューバーの「中町兄妹」が９日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。先月２８日に埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故をめぐる発言を謝罪した。
世間で起きた話題を語る動画の中で、妹の綾が「道路とか最近だと落ちちゃった。穴が空いて落ちちゃって」と同事故を思わせる発言をすると、兄のＪＰが「最近あったな！」と爆笑。綾は「そういうのを見て、でっかいトラックが通る時は一緒に走らないようにしようと思ったり。日々どう生きるかを常に学んでる」「でも、秒で死んだらおもろい」などと続けた。
この一連のやり取りがネットで拡散され「不謹慎すぎる」「笑う内容じゃない」などと非難が殺到する事態に。２人はこの日、約１分間の謝罪動画をアップし「この度は私たちの不適切な言動により不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。
ＪＰは「事故によってどういった被害が出ていて、どれだけの人がつらい思いをしているのかを僕たちが全く知らず、動画の中で話してしまった」と釈明。
綾も「現在も懸命な救助活動が行われている中、不謹慎な発言をしてしまったこと、被害に遭われてる方々やそのご家族の皆さま、事故の救助活動をしてくださっている方々に対して本当に申し訳なく思っております」と悲痛な表情を見せ「今回の件を深く反省し、自分たちの言動で誰かを傷つけたり悲しませたりするのではなく、誰かを笑顔にできるような動画投稿ができるよう、心を入れ替えて頑張っていきます」とした。