ボートレース徳山のGⅠ「第68回中国地区選手権」が9日、予選2日目が行われた。
竹田辰也(40=山口)は2枠で登場した7R、4カドからコンマ14のスタートを決めて攻め込むも6着。「競った白神選手の方が良かったし、回ってから追いつかれていた。下がることはないけど、グリップが軽い感じだし、波の上でレースできない」と不満顔。底上げに向けて懸命な調整作業が続く。
当地は2023年には10節中7優出1Vと、快速仕立てで常に結果を出した。ただ「今のエンジンのモデルだと、チルト0・5度でレースができなくなった。それで成績を落としてしまった」とA2降格。そんな中「今のペラの形に出会って、やっとレースができるようになった」と昨年11月以降は4優出(0V)を復調の兆しを見せている。
序盤6着2本も「なんとか頑張りますよ」と前を向く。手の内知り尽くす水面だけに、巻き返しに燃えている。