ボートレースまるがめのGⅠ「第68回四国地区選手権」は9日、準優勝戦が行われた。
中村日向(26=香川)は準優9Rのイン戦はコンマ12の好スタートから先マイ。最内を差してきた近江翔吾が肉迫するも、力強く伸び返して1着でゴールを駆け抜けた。
2日目に6コースからまくり勝ちを決めるなど57号機の動きはパワフル。ピットでも評判の足色だ。「悪くないけど、安定板があった時の方がパンチはあったかな。5日目は回転が上がり過ぎていた。行き足から伸びが特徴だけど、伸び一辺倒だとターンできなくなるのでバランスを取っていきたい」とV戦へしっかり仕上げていく。「今はゾーンの端っこくらい。真ん中に入れば節一だと思う」と機のポテンシャルに太鼓判を押す。
四国地区選は2023年の鳴門大会でGⅠ初Vを達成。「まだ、まるがめで優勝したことがないので優勝したい。気持ちを入れて走ります」と地元GⅠタイトル奪取へ燃えている。