立ち技格闘技イベント「Kー1 WORLD MAX 2025」(9日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で、前Kー1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス(32)が宮田充プロデューサーに反旗。「反乱軍(仮)」の立ち上げを高らかに宣言した。
レオナは2023年12月のレミー・パラ戦を最後に戦線を離脱。そのまま試合をすることなく、今年1月にベルトの返上を発表してさまざまな憶測を呼んでいた。そんなレオナは、この日の大会で突如リングをジャック。マイクを持つと「宮田プロデューサーに対して不満を持っている選手が多いと思うんですよね。不満に思っている選手、俺のところに集まってください。宮田のKー1をぶっ潰そうと思ってるんで。僕のところに集合してください」と呼びかけた。
その後、関係者の制止をふりきってインタビュースペースにも登場。「(ベルトを)2年間持っていたんですけど、Kー1からオファーがなくて、僕にふさわしい相手が出てこなくて。〝もうベルトいらないな〟と思った」と返上した理由を説明。そして「僕にふさわしい相手を用意できなかった宮田プロデューサーはマジで無能だと思うんですよ。今日も、なんで代々木第一でドリカムやってんのかと」。隣の国立代々木競技場第一体育館では「DREAMS COME TRUE」のコンサートが行われていることを指摘した。
その上でレオナは「なんで第一でKー1をやってないんだ。そういうのも含めて宮田はポンコツだなって。このままじゃやばいなって。だんだん下がってるじゃないですか」と大演説だ。宮田氏がプロデューサーにいるかぎり、Kー1に未来がないと力説。「〝宮田のKー1〟を潰さなかったらKー1が終わると思ったんで。宮田のKー1を潰して、新しいKー1を作りたいと思います」とぶち上げる。
さらに「不満がある選手、僕と一緒に〝宮田のKー1〟をぶっ潰したい選手は来てください。Kー1の選手じゃなくてもいいです。辞めていった選手も辞めさせられた選手も。そういう選手と、とりあえず宮田プロデューサーを追い出したいと思います」と宣言。最後に自身を「反乱軍っすね。仮の名前ですけど」として、高笑いしながら取材を強制終了した。