ドジャースが9日(日本時間10日)にFAになっていたエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)と再契約したと米メディアのアスレチックのファビアン・アルダヤ記者らが伝えた。同記者は自身のX(旧ツイッター)で「キケ・ヘルナンデスが帰ってきた」と速報。さらに「再契約でドジャースと合意。フィジカル検査の結果待ち」「1年契約」などと連続で投稿した。
契約内容は明らかになっていないが1年契約でフィジカル検査の結果が判明次第、正式に契約する見込みだ。
ヘルナンデスは「キケ」の愛称で親しまれ、チームのムードメーカー。本塁打を放った大谷をかめはめ波ポーズで迎えることは日本でも有名だ。
昨季は126試合に出場して打率2割2分9厘、12本塁打、42打点。ポストシーズンでは打率2割9分4厘、2本塁打、6打点と活躍した。
地元メディア、ファンなどから再契約すべきとの声が上がり、フリードマン編成本部長は1日(同2日)の「ドジャーフェスト」で「キケへの扉は決して閉ざされない」と発言していた。ヘルナンデスは自身のXにドジャースと再契約したと投稿。昨年のワールドシリーズ制覇の動画に「開かれたドアを通り抜ける」を添えた。