漫画家の倉田真由美氏が10日「X」(旧ツイッター)を更新。昨年亡くなった夫の叶井俊太郎氏に関わる投稿に怒りをあらわにした。
叶井氏は2022年6月に末期のすい臓がんで余命半年と診断されたが、自身の意思で抗がん剤治療などがんの標準治療はせずに、緩和ケアをしながら仕事を続け、1年8か月後の24年2月16日に亡くなった。
しかし、倉田氏に対し「抗がん剤投与行わず、緩和ケアもしなかったのか」「反ワクチンだけでなく、反医療になってたんだな」といった誹謗中傷とも思われる投稿があり、倉田氏は激怒。
「このポスト、及びこのポストに関わるすべてのポストに警告します。夫は緩和ケア病棟には入りませんでしたが、自宅で緩和ケアはしています」と明らかな事実誤認を指摘。
その上で「『痛みに苦しみながら最期を迎えた』など勘違いも甚だしいものに関しては法的措置も考えます。本当に許せない。夫の選択を汚された思いです」と、夫の選択を侮辱したとして、憤りをあらわにし、法的措置を考えていることを明かしている。