ノアのGHCヘビー級王者・OZAWA(28)が、11日の東京・後楽園ホール大会でのV1戦で対戦するガレノをおちょくり倒した。
決戦前日となった10日、OZAWAはガレノと共に都内で行われた調印式と会見に出席。2日の八王子大会で奪ったガレノのマスクをかぶって登場すると懐から手紙を取り出し、スペイン語の文章を読み始めた。そしてマスクを脱いでメガネをかけると「通訳の小澤です。チャンピオンから手紙を頂いたので読みました」として以下の手紙の内容を披露した。
「拝啓ガレノ様。どうしてあなたがここにいるのか私には分かりません。何の実績もない外国人がなぜ挑戦できるのか不思議で理解できない。イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.の弟であることがアナタの唯一のとりえです。そしてそのイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.でさえ、ドクトル・ワグナーJr.の息子であることが唯一のとりえ。そう、アナタに大した価値がないのです。なのにたばこ、酒、女、とよくないことをしていると聞いています。遊び人のあなたにプロレスリング・ノアの厳しさを教えてあげます」
手紙を読み終えると、OZAWAはご丁寧に再びマスクをかぶる。その後も報道陣からの質問に「トランキーロ、ボンジュール、ビバメヒコ…」などと意味のない単語を羅列してから通訳の小澤を名乗り回答する面倒な手順を踏みながら、ガレノをこき下ろした。ちなみにOZAWAのいう〝よくないこと〟とは自身のX(旧ツイッター)にアップしたガレノのマスクをかぶった人物の喫煙姿や女性を抱きしめる様子など、明らかな自作自演と思われる写真のことをさすと思われる。
OZAWAは、当日もガレノのマスクをかぶってリングに上がると宣言すると「彼はGHCをなめているんだよ。そういう彼の鼻を徹底的にへし折って恥をかかせて〝メキシコに帰りたい〟と思わせて徹底的に打ちのめしたい」と〝通訳の小澤〟を通じて話すなど徹底的にガレノをこき下ろす。
最後のフォトセッションでは怒り狂う挑戦者に襲われそうになったが「やめてくれ、犯罪だ。一般人に手を出すな」と〝通訳の小澤〟として話すなどやりたい放題のOZAWAワールドを展開。当日も厄介なことになることは間違いなさそうだ。