Ｊ１浦和の元日本代表ＭＦ原口元気（３３）が１０日、都内で行われたＪリーグ開幕イベントに出席した。
１５日の明治安田Ｊ１リーグ開幕戦では敵地に乗り込んでリーグ２連覇中の神戸と対戦する。原口はイベントのトークセッションで「チャンピオンなのでＪリーグで一番タフな相手。アウェーでの神戸は難しいゲームになるけど、彼らを倒さない限り目標の優勝には届かない。まずチャンピオンを倒して、チャンピオンになるためのスタートにできればいいと思う」と力を込めた。
昨季途中、１０年ぶりに下部組織からプレーした古巣に復帰。今季にかける思いは強い。「プレーで引っ張るのはもちろんだし、長いシーズン、いいときも悪いときもある。どれだけ苦しいときにチームを引っ張っていけるか。苦しい時間帯に気持ち持ってプレーすることでて勝利をたぐり寄せていきたい」
トークセッションに参加した浦和でチームメートだった槙野智章氏から「やんちゃな時代、若いときから比べると、チームでの立ち位置はどうですか？」と振られた。それに原口は「若いときとは確実に違うので、苦しいときにチームを引っ張れるか、どれだけやれるかだと思う。そういう立場でやっていきたい」と返した。
リーダーシップでも浦和の復権を担っていく原口。槙野氏は「大人になった原口元気、期待しています」とエールを送った。