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亀田和毅がフェザー級〝最強王者〟にズバリ「全然、安定してない」井上尚弥VSボールにも言及

東スポWEB 2025年2月10日 17時17分

ボクシングの元世界2階級制覇王者でIBFフェザー級1位の亀田和毅(33=TMK)がユーチューブチャンネル「TMK BOX TV」で現在のフェザー級戦線を分析した。

和毅はWBC新王者スティーブン・フルトン(米国)と前王者ブランドン・フィゲロア(米国)の一戦について「予想してた通りかな。フルトンが勝つとは思ってたから」とした上で「フィゲロアの体調が悪すぎたな。過去イチ悪い試合やった。手を出してもパンチないし、前に行ってもパワーないし。手数もないし。減量失敗なんか、体調崩したのか。何かあったんやなという動きやったな。ホンマに別人」と指摘した。

また、4団体の各王者の印象を問われると「フェザー級で飛び抜けてる選手は正直、おれへん。こいつ、バケモノという選手はおらん。その中で一番経験があって、誰とやってもええ勝負で勝つんじゃないかというのが(WBC休養王者の)レイ・バルガス(メキシコ)。一番強いんちゃう? フェザーの中やったら、0・5抜けてんちゃうかな」との見解を示した。

一方で、識者の間では「階級最強」との呼び声が高いWBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)については「エスピノサだって正直、分からんし。(前王者の)ラミレスとやっただけやから。すぐ負ける可能性も十分にあると思う。まだ全然、安定してない」と実力に疑問符をつけた。

さらに、年内にも実現の可能性があるスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBAフェザー級王者ニック・ボール(英国)の対決についても言及。この試合を巡っては、井上が1試合限定でフェザー級に上げ、その後に階級を戻すプランも浮上している。

和毅は「(井上が)上げるぶんには大丈夫やと思う。上げても、キャッチウエートというのがあるから。契約で、できる。フェザーの体重で戦わなくてもいいから。その下でも全然OK。フェザー級の王者と限定1試合、2人で(リミット体重を)合わせて契約したら、タイトルマッチは成立する。それは海外でよくやること」との見方を示した。

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