テイラー・スウィフトが9日(日本時間10日)アメリカンフットボールの米頂上決戦・スーパーボウルを観戦。交際中のトラビス・ケルシーが所属するAFC王者チーフスは、NFC王者イーグルスに22―40で敗れて史上初の3連覇を逃した。テイラー自身も大ブーイングを浴びて戸惑いの言葉をつぶやいたという。英紙デーリー・メールが10日、報じた。
チーフスが史上初の3連覇を狙うずば抜けた強さを誇っているだけに会場には「アンチ・チーフス」が多かったのも事実。この日もテイラーが会場の大型スクリーンに映ると、観客から大ブーイングが発生。テイラーは少し横目になり鼻にしわを寄せつつ、何かをつぶやいた。
ボディランゲージ専門家のNJ・ヒックリング氏はビデオを分析。テイラーの唇の動きを読んで「ああ、何? 何が起こっているの?」とつぶやいていると指摘した。当初はまさかの大ブーイングを予想できず戸惑いの色を隠せなかったようだが、それが自分に向けられたものだと気づくや超満員のスタジアムに容赦なく響き渡る騒ぎを、嘲笑するような横目で反応した。
また同じく生観戦した〝天敵〟の米ドナルド・トランプ大統領はSNSに「カンザスシティ・チーフス以上に厳しい夜を過ごしたのはテイラー・スウィフトだけだった。彼女はスタジアムからブーイングを受けた」と皮肉たっぷりのコメントを寄せた。しかし友人のセリーナ・ウィリアムズはテイラーを擁護し、Xに「@taylorswift13 愛してるわ。そんなブーイングは聞かないで!!」と投稿して激励した。
いずれにせよテイラーにとっては、悪夢のような1日になってしまったようだ。