新日本プロレス11日大阪大会でNEVER無差別級王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29)に挑戦するボルチン・オレッグ(32)が10日、トークショーを行った。
タイトルマッチ前日にイベントに出席したボルチンは「NEVERのベルト、すごい取りたい気持ちがあります。このベルトを持っていた人は好きなレスラー、好きな戦いをしてた人だから」と闘志満々。昨年は東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞で新人賞を受賞し飛躍の1年となった。「2人で戦ったらスーパーヘビー級の戦いになる。アスリートの自信も持ってるから、それに負けないようにしたい。竹下も2012年にデビューして、新人賞を取ったらしいので」と、新人賞受賞者同士の対戦に目を輝かせた。
昨年のG1クライマックス公式戦では竹下に勝利を収めている。「すごい自信あります。もちろん簡単には取れないと思うけど、全力を出したい。自分からぶつかっていくしかないですね」とキッパリ。今年の目標について問われると「NEVERのベルトを取りたいし、もっともっとシングルの試合をしたい。いろいろな相手と戦いたいし、デビューしてそんなに時間が経ってないから、いろいろ学んで。NEVERのベルトが面白いのはジュニアの選手が挑戦してもいいし。今年『NEW JAPAN CUP』、G1、ワールドタッグリーグ全部(優勝を)目指していきたい」と豪語しプロレス大賞MVP取りにも意欲を見せた。
この日は32歳の誕生日ということもあり、トークショー中には棚橋弘至がバースデーケーキを持って登場。「シングルマッチで試合を有利に進めるためには、竹下の知らないボルチンの技を2つ3つ用意しておく。そうすると相手が自分のペースを掴みにくくなるから、ボルチンのペースで進められる。竹下はスキがない選手なんですけど、竹下の知らないボルチンを明日は出してください。ボルチンのスリングブレイドとか出たらすごいよね」と助言を受けると、ボルチンも「すごいアドバイスになりました」と笑顔を見せていた。