日本サッカー協会は10日、都内で技術委員会を行い、元日本代表MF中村俊輔氏(46=横浜FCコーチ)らの指導者のプロライセンス(旧S級ライセンス)取得を承認。同ライセンスによってJリーグトップチームや日本代表の指揮が可能となる。
現役時代、Jリーグでは横浜Mでの活躍を皮切りに、海外ではセルティック(スコットランド)では〝レジェンド〟となった。日本代表としてクラブチーム同様、左足からのFKで数々のゴールを決めた。引退後、横浜FCのコーチとして指導者生活をスタートさせたが、ついに〝中村俊輔監督〟の誕生が可能となったわけだ。
当然のように、サッカーファンからSNS上に期待の声が上がった。「早く監督になってほしいし、代表監督でW杯に出てほしい」「中村俊輔監督が本気で考えられる資格を得たわけだ。楽しみでしかない」「中村俊輔が日本代表、Jクラブの監督になれる。これはすごい嬉しいニュース。絶対にいい監督になる」といった具合。どんな形で監督デビューとなるのか今から楽しみだ。
この日の技術委員会では中村氏のほか、林陵平氏(38=解説者)、加藤知弘氏(45=静岡産業大ヘッドコーチ)のプロライセンスが承認された。