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【新日本】IWGP世界王者ザック・セイバーJr. 最多防衛更新後の青写真…3・6大田区でタイチ戦熱望

東スポWEB 2025年2月11日 5時7分

新日本プロレス11日大阪大会で後藤洋央紀(45)とのV5戦に臨むザック・セイバーJr.(37)が、最多防衛記録更新後の青写真を明かした。

大阪決戦前日の10日、ザックは調印式で後藤と対峙。9回目の挑戦で悲願の団体最高峰王座初戴冠を目指す挑戦者に敬意を払いつつも「これからも俺がこの会社の顔として、君臨し続ける」と高らかに宣言した。

5度目の防衛に成功すればオカダ・カズチカ、ジョン・モクスリー(ともにAEW)、SANADAとのタイ記録を更新し、単独最多連続防衛記録となる。会見では記録への意識はけむに巻いたザックだが、その後の取材に対し「防衛記録を塗り替えることは、今の俺のモチベーションなんだ。それに俺は『NEW JAPAN CUP』で2度優勝しながら、2回ともIWGP戦で失敗している。だから今年の優勝者にも、自分と同じ失敗をしてもらうことに、とても興奮している」と笑みを浮かべた。

大阪決戦でSANADAとの一騎打ちを控えている元パートナーのタイチは、同戦に勝利してIWGP世界王座を狙う青写真を明かしている。ザックは「彼が大阪でSANADAに勝てばタイトルマッチが実現すると思うし、デスペ(エル・デスペラード)がIWGPジュニアのタイトルを防衛し続けている今、旗揚げ記念日(3月6日、大田区)での防衛戦としては完璧だろう」と迎撃に意欲。

さらにその後の挑戦者を占う「NEW JAPAN CUP」(3月7日、後楽園で開幕)に関しては「大岩(陵平)が決勝で勝つところを見たい。IWGP世界王座戦では決して見せることのないスタイルを披露できるだろう」とTMDKの盟友に期待を寄せた。

「昨年は、俺が王者になる実力があることをみんなに証明する年だった。今年は王者であり続けることで、自分が世界最強であることを証明する年だ。防衛記録を更新し、日本のすべての主要興行でヘッドライナーを務め、メキシコ、英国、米国で王座を防衛したい。そして最も重要なことは、俺はプロレスラーとして肉体的にも精神的にも自分を追い込み続け、常に成長し、向上し続けるということだ」

昨年度のプロレス大賞で外国人選手として史上2人目のMVP受賞を果たしたザックは、さらなる高みへと突き進む。

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