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J1大物ルーキー・名和田我空 G大阪の先輩・堂安律&中村敬斗超えの野望「それ以上の活躍をしたい」

東スポWEB 2025年2月11日 5時7分

J1G大阪のルーキーMF名和田我空(18)が10日、都内で行われたJリーグ開幕イベントに出席。高卒ルーキーながら「2ケタ得点」を宣言するなど堂々とした受け答えを披露するとともに、今後の野望も披露した。

神村学園高(鹿児島)では〝怪物ストライカー〟として活躍。大きな期待を背負ってG大阪入りした一方、同級生のFW高岡伶颯(日章学園)はJリーグを経由せず、サウサンプトン(イングランド)入りを選んだ。

名和田はJリーグからキャリアを積んでいくことについて「海外で活躍したいという思いは変わっていない。1年目から海外に行く選手も間違いではないが、自分の選択を正解にしないといけないという思いがある。まずは体づくりであったり、サッカーの技術を底上げして、世界の舞台で活躍できる選手になりたい」と説明した。

チームメートのFW宇佐美貴史(32)は欧州でのプレー経験もあり、身近なお手本。それだけに「得点を取る技術、奪われない技術とかどれを取っても一流だと思う。海外を経験した選手でもあるので、そういう部分でも聞きたいと思っている」。チームでは元日本代表MF遠藤保仁コーチから指導を受けており「吸収できる部分はたくさんある」と今の環境を自身の成長につなげていく。

期待は背番号にも表れている。MF堂安律(フライブルク)やMF中村敬斗(スタッド・ランス)がつけた出世番号である「38」を継承。名和田は「堂安さんや中村敬斗さんのように世界に羽ばたいていきたいし、『それ以上の活躍を』という思いもある。『そういう選手を超える選手が出てきたな』と言われるように、今シーズンは1年目だけど、海外は18歳でトップで活躍する選手が多いので負けじと活躍したい思いがある」と先輩超えを誓った。

プロ生活1年目は、大阪ダービーとなった14日の明治安田J1リーグ開幕戦からスタートする。名和田は「日本の伝統的なダービー。必ず勝たないといけない」と意気込んだ。

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