ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)から春季キャンプをスタートさせる。
10日(同11日)はアリゾナ・グレンデールのキャンプ施設に午前8時ごろに到着。気温21度の陽気の中、11時すぎにグラウンドに姿を見せると、壁当て、メディシンボールを使ったいつものトレーニングをこなし、約1時間の打撃練習で汗を流した。自主トレを打ち上げ、翌日からのバッテリー組キャンプでは2年目の山本由伸、新加入した佐々木朗希と豪華な顔合わせとなりそうだ。
2年ぶり二刀流復活を見据える大谷だが、単に2年前に戻るわけではない。自主トレでは投球フォームをセットポジションからノーワインドアップに変え、打撃フォームもノーステップ打法から右足を上げる〝一本足打法〟を試すなど、投打ともに進化を見せている。
一昨年の2度目のトミー・ジョン手術、昨シーズン後の左肩手術を乗り越え、さらにグレードアップした二刀流を見せるつもりだ。