ミュージシャンのGACKTが11日までにX(旧ツイッター)を更新。全米を騒然とさせているUSAID閉鎖に言及した。
米国のトランプ政権は、不適切で無駄な支出があったとし、USAIDを閉鎖。政府効率化局(DOGE)のイーロン・マスク氏を中心に年間6兆円とも言われる予算の使途を調査している。DOGEの調査によると、海外メディアなどにも資金が流れているという。
USAIDは人道支援など海外援助などを目的とした行政組織。日本でいえばODA(政府開発援助)にあたる。
この組織が閉鎖したとの情報にGACKTは「トランプ大統領が解体した“USAID(アメリカ合衆国国際開発庁)”のポストがXで220万件近くトレンド入りしている。しかし、日本のメディアではほとんど報道されていない」と日本の報道姿勢を疑問視。
さらに「世界が大きく動いているのに、日本ではその事実すら共有されない。これが単なる情報の取捨選択なのか、それとも意図的な隠蔽なのか」とつづった上で「まずは、自分なりに正しい情報を集め、受け止めること。たとえ耳に痛い事実であっても、そこから目を背けていては何も変わらない」と独自の情報収集の重要性を強調した。
さらに話題は日本国内にも及び「そのうえで、どう行動するかを“希望”を持って一緒に考えよう」とし「・選挙参加率100%の日本 ・アメリカと同等の給料水準の日本 ・全員がビジネスレベルで英語を話せる日本 ・自殺率0%の日本」と日本の課題をあげ「一見、実現不可能に思える未来をボクたちはどこまで本気で思い描けるだろうか?」とフォロワーに問いかけた。
その上で「明るい未来を想像できるなら、『日本の可能性』もまだまだ捨てたもんじゃない。『どうせ無理』ではなく、『どうすれば実現できるか』を考えることこそが、本当の希望につながる。それを信じられるかどうかで、日本の未来は変わるはずだ」と、しっかりと情報を収集し、目的を持って進めば、日本にも明るい未来がある…と持論を展開している。