滋賀を拠点とする新球団「滋賀ハイジャンプス」が今年から日本海リーグに準加盟し、5月17日に富山GRNサンダースと開幕戦(守山市民球場)を行うことになった。同リーグは2023年に日本独立リーグ機構(IPBL)に加盟し、石川と富山の2チームでリーグ戦を実施。23年のドラフトでは富山の大谷輝龍がロッテ、24年には佐野大陽が阪神に指名されるなど実力もつけてきている。
第3のチームとなる滋賀ハイジャンプスは昨年10月に設立された。クラウドファンディングで運営費を募り、監督に日下部光氏が就任。12月にトライアウトを行い、投手8人、野手7人が合格している。彦根東で甲子園出場の松井拓真ら独立リーグ経験者もいる中、ひときわ目をひくのが「大谷一平」投手だ。
ドジャース・大谷翔平と元通訳の水原一平被告を合体させたミラクルな名前とあってSNSをざわつかせた。
地元滋賀の京都産業大学出身の選手で、大八木大介代表は「アンダースローです。名前で一番反響がありますね」とだけ広報動画で大谷に触れているが、SNSでは「夢のような名前だ」「打って投げて賭けそうだ」「常にフルネームで呼ばれそう」「松井一郎みたいだ」「普通の名前なのにまさかこんなことに…」「ぜひNPB入りしてほしい」と注目が集まっている。果たしてその実力は…。