お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木(55)が11日、所属事務所「浅井企画」の仲間と生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。テレビで見せる天然キャラとは別の顔が明かされた。
芸歴51年目の大先輩・関根勤(71)によると、ウドは「内側に高倉健さんがいるの」。20歳ぐらいのときは、喋り方をマネして「自分は~」と言っていて、部屋には健さんのポスターを貼っていたという。
「出川(哲朗)君と一緒にいて、変な奴に囲まれたときも(出川に健さんの声マネで)『車ん中にいて下さい。出ないで下さい』。そういう男なの」。こう明かす関根は、ウドを「内倉健」と例えた。その別人格は、何かというと出てくるそうで…。
あるときウドが半年後輩の飯尾和樹(56)と歩いていると、若いチャラ男が「お~いウド!」と肩を組んできて、キャイ~ンポーズを一緒にやろうぜと要求。ここで内倉健が出てくる。飯尾は「ファンなんだから、ちょっとやってあげれば?」と思ったが、ウドは「自分はキャイ~ンポーズは(相方の)天野(ひろゆき)君としかしませんから」と拒否。
関根はその後を「で、押し問答があって結局やらずにいって、20分後キャバクラでおねえちゃんが『ウドちゃんキャイ~ンポーズやろ』って言ったら『キャイ~ン』と(ポーズをやった)」と暴露した。
「(キャバ嬢は)『ウドちゃ~ん』とか下からくるから、内倉健が出てこないのよ。怒らしちゃダメなのよ。若いお兄ちゃんも『ウドちゃ~ん』なんて(親しみを込めて)言ったら(ポーズを)やったの」と関根は解説。
当のウドは、別人格が出てくる自覚は「ないス、ないス」と否定し、出てきたのか聞かれても「全然、全然」と恥ずかしそうに笑ってごまかしていた。