裸一貫〟で奮闘だ。世界少年相撲大会「第15回 白鵬杯」が11日、東京・両国国技館で開催され、日本をはじめ、海外14の国と地域から1000人以上の選手が参加した。
午前の開会式では、スーツにネクタイ姿で「第15回白鵬杯を開催します。おめでとうございます!」と高らかに開会を宣言。試合の合間に行われた幼児相撲教室では白まわし姿を披露し、マイクを握って四股やすり足など相撲の基本を熱弁した。さらに自ら土俵に入って子供たちを相手に胸を出し、館内を沸かせた。
その後、宮城野親方は師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)とともに国技館内で会見し「15回目ということですから、早いような長いような感じがします。無事に開催されたことは、ホッとした気持ち」と安堵の表情。相撲教室については「私も相撲が大好きですから。(子供たちにとっては)年1回の夢舞台。大切な触れ合える機会に、一生懸命やってあげるという気持ちで務めました」と笑顔を浮かべた。