米プロバスケットボールＮＢＡレイカーズの八村塁（２７）が、史上最大のトレードと話題になった電撃加入のルカ・ドンチッチ（２５）との初コンビで最高評価を得る大活躍を見せた。
八村は１０日（日本時間１１日）に行われた本拠地でのジャズ戦に先発出場。２１得点６リバウンドと攻守に躍動した。チームは１３２―１１３と難敵ジャズを圧倒、今季最多タイとなる６連勝を飾った。
スーパースターのドンチッチのレイカーズデビュー戦で、初めてコンビを組んだ八村との相性の良さが全米で注目の的となっている。
米全国紙「ＵＳＡトゥデー」は、この試合に注目。「レイカーズのユニホームをまとったドンチッチの待望のデビューはジャズと対戦した月曜の夜だった。試合開始前にアリーナにはプレーオフの試合のような熱気があり、観客は満足そうに会場を後にした。ドンチッチのパフォーマンスは最高とは言えなかったが、十分な働きを見せ、レイカーズが再び好調なスタートを切るのに貢献した」と伝えた。
そして、レイカーズの選手評価を掲載。八村は最高評価の「Ａ」を獲得した。
「八村は（レブロン）ジェームズと、ドンチッチと非常に良いプレーを見せた。フィールドゴール１４本中８本、３ポイントシュート６本中３本を決めて２１得点を挙げ、ボールを持っていない時の動きも良かった。また、２９分間の出場で６リバウンドと２スティールの活躍も見せた」と同紙は絶賛した。
そして同紙は八村の今後について、レブロン、ドンチッチのスーパースターコンビとのコラボで覚醒すると予測。「今後、対戦相手がレイカーズの２人のスーパースターを狙った時に、彼には自由に飛び出す機会が数多くあり、ボールを持たずに動いたり、トランジション時にフロアを走ったりする限り、一貫して楽しむことができるだろう」
名門で〝黄金トリオ〟の一角を担うことになるのか、八村の飛躍が楽しみだ。