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【奈良競輪・GⅢ春日賞争覇戦】松井宏佑が番手まくりでGⅢ3V

東スポWEB 2025年2月11日 17時54分

奈良競輪の大阪・関西万博GⅢ「開設74周年記念 春日賞争覇戦」は11日、最終日を行った。決勝は南関の結束力を武器にした松井宏佑(32=神奈川)が番手まくりで勝利、優勝賞金520万円を手にした。GⅢ優勝は2021年8月小田原以来、3回目。

年末年始に体調を崩し、心肺機能は低下し、脚力も「まだまだの状態」という中での戦いだった。武器になったのは南関の仲間。「道場(晃規)君が頑張りたいと言ってくれて、郡司(浩平)さんも後ろを固めてくれて」。何度も何度もラインの先頭で頑張ってきた松井に対し、仲間も熱い思いを持っていた。

レースは道場の先行に乗り「古性(優作)さんが見えたので」と番手から出たが「郡司さんが絡まれたみたいで、バシャっと聞こえて、もう後ろがどうなっているかは分からなかった」と最後まで踏み続けるだけだった。

昨年、掲げたGⅠ優勝はかなわなかった。「今年は地元(平塚)でグランプリがあるので」と意気込みは倍増している。まずは調子を戻し、また南関の力でその場所を目指していく。

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