新日本プロレス11日の大阪大会で、永田裕志(56)が新IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)に挑戦表明した。
この日のメインでは後藤がザック・セイバーJr.を撃破し悲願の団体最高峰王座初戴冠。試合後のバックステージでは「早速挑戦者を指名したいと思います。棚橋(弘至)社長。俺は王者としてもう一度彼とタイトルマッチがしたい。今の若い世代に見せつけなきゃいけない戦いがそこにはきっとある」と棚橋とのV1戦を熱望した。
するとそこに永田が登場。「お前の試合を見るために千葉県東金市東金アリーナからやって来たよ。見事だった。心からおめでとうを言いたい」と、まるで東金アリーナに住んでいるかのような言い回しで勝利を祝福した。
さらに永田は「今ここでお前のIWGPベルトに挑戦したい。俺はこのベルトに14年挑戦してないんだよ。勝利の美酒に祝ってる早々、申し訳ないけどこのたぎる思いをお前にぶつけなきゃ収まらない」と挑戦表明した。
後藤は「もちろんOKです。でも次の挑戦者は決まっているので。その先でいいのなら、ぜひ」と棚橋戦の後という条件で受諾。永田は「次のタイトルマッチ、負けないでくれ」と後藤にエールを送りつつ「完璧に準備してくるから。しっかり戦おう」と呼びかけていた。