国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は11日、都内で開かれた「第5回定期党大会」に出席した。
党大会の第2部で「みんなで『つくろう! 新しい答え』」では、花粉症をテーマに意見交換が行われた。同党は花粉症対策として「スギ人口林の伐採・利用・植え替え促進」「花粉の少ない苗木の生産拡大」「花粉飛散 抑制技術の開発」を公約にしている。
プレゼンターとして登壇した許斐亮太郎衆院議員は、玉木氏に対し「なぜこのテーマを公約に選んだのか。公約を選んだ玉木議員にお話を聞きたいと思います。趣旨説目をお願いします」と投げかけた。
マイクを握った玉木氏は許斐氏から「ちなみに花粉症ですか?」と問われると「私はね、治ったんですよ。あのね、ヤクルトを飲んだら治ったんですよ。話が長くなるのであとで個別に…」と体験談を話すと会場は爆笑に包まれた。
その上で「一番、花粉症が多い患者さん多い県をご存じですか。静岡県なんですよ。いろんな調査がありまして静岡県、山梨県と言われていまして、静岡県が74%の人が花粉症だと言われています。ちなみに(静岡県出身)榛葉賀津也幹事長は違うんです。なんでかわかりますか。ヤギを飼っているからなんです」と述べた。
選挙で花粉症対策を公約にした理由については「パナソニックの調査だと、1日に2000億円ぐらいの経済損失があるし、ほかの調査だと1年間で5000億円から1兆円ぐらいのですね、生産性の低下とか、経済的なマイナスもあるので、これはまじめにですね、取り組むべき。日本の生産性を上げていくべきでも大事な政策だと思うので、国民民主党としても取り組もうということで掲げた経緯があります」と説明した。