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【中日】開幕のDeNA3連戦は〝天敵だらけ〟開幕投手・東だけでなくバウアー先発の可能性

東スポWEB 2025年2月12日 5時5分

いきなり〝天敵だらけ〟となりそうな気配だ。中日の今季開幕3連戦(3月28~30日)は敵地・横浜スタジアムでDeNAが相手。そのDeNAは11日に東克樹投手(29)を開幕投手にすると発表した。昨年13勝4敗、防御率2・16の相手エースについて井上監督は「戦う身とすれば簡単なピッチャーじゃないなっていう。それはすごく意識はしています」と要注意マークを打った。

東は昨年、4勝0敗、防御率0・70と中日戦を最も得意としていた。さらに球団内では「ホーム開幕シリーズなので出してくるのではないか」とささやかれているように、DeNAに2年ぶり復帰となるトレバー・バウアー投手(34)が2戦目、もしくは3戦目で先発する可能性も警戒されている。バウアーは2023年、中日戦では3勝0敗、防御率1・59。先発した5試合はすべてクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以内)を記録するなどドラゴンズキラーとなっていただけに東&バウアーの強力な左右コンビと対峙することになれば、苦戦が予想される。

ただでさえDeNAには4年連続負け越し中。しかも22年は6勝18敗1分け、23年も8勝16敗1分け、24年は9勝15敗1分けと立浪監督時代の3年間はボコボコにされてきた。過去の対戦成績を見れば、最も戦いたくない相手であるのは間違いない。

それでも井上監督は「もう去年までのことなんか忘れろよ、という意味合いでリスタートさせたいと思っている」と過去の相性にはとらわれないつもりでいる。また0―4で敗れた11日のDeNAとの練習試合で2安打を放った村松も「今年は今年で対策を練って良い攻め方ができれば結果も変わってくると思う。相性の悪いイメージを少しでもチームの中で取り除くことができれば結果も変わってくると思うので、やれる準備をしっかりしていきたい」と前向きだ。

開幕ダッシュを決めるため、どれだけDeNAへの苦手意識を払しょくして臨めるか。井上竜のキーポイントとなりそうだ。

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