米メディア「FANSIDED」は日本時間12日までに記事を更新し、銀行詐欺罪などに問われ、米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮4年9月の判決を受けたドジャースの大谷翔平投手(30)の元通訳・水原一平被告(40)を断罪した。
同メディアは水原被告による一連の金銭騒動について「昨シーズンの開幕から野球界を揺るがしたスキャンダルは、先週、少なくとも最初の結論に達した」と一旦終結したことを強調した。
その一方で、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当であるサム・ブラム記者の「水原被告は判決の場で短くスピーチし、大谷選手や家族、ドジャース、そして米国政府に謝罪した。彼は裁判官に『どうか慈悲を乞う。そして、それを最大限に生かすことを約束する』と語った」という記事を紹介。
「不正行為のほとんどは彼がエンゼルスの一員だったときに起こったにもかかわらず、エンゼルスや彼を心から慕うエンゼルスのファンに対して謝罪の言葉は一切なかった」と古巣に配慮がないことに苦言を呈した。