ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)が〝モンスター〟を「歴代最強」と断言した。
アラムCEOはマルチメディアプロデューサーでMMAリポーターのジェイ・マカリスター氏のユーチューブチャンネルで「井上はパウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)で世界最強なだけではなく、階級やその他の要素に関係なく、私が今まで見た中で最高のファイターだ」と指摘。井上を歴代1位に挙げた。
現在93歳のアラム氏は〝伝説〟の元世界ヘビー級王者モハメド・アリやシュガー・レイ・レナード、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー(いずれも米国)、マニー・パッキャオ(フィリピン)ら歴史に名を残した名ボクサーをプロモートしてきた。「ボクシングを始めて約60年になるが、井上のような選手は見たことがない」と大絶賛していた。
このチャンネルのコメント欄には「ボブおじさんは頭が切れる」「アラムはよくわかっている。井上はダイナミックなファイター」「彼はリングに上がるたびに純粋な芸術だ」「アラム氏が言うように井上は最高のファイター」「アリやレナードを見てきたアラム氏がそう言うということは素晴らしいのだろう」との意見が記されていた。