東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第67回ブルーリボン賞」の授賞式が12日、東京・千代田区のイイノホールで行われた。司会は俳優の神木隆之介(31)と吉永小百合(79)が務めた。
ブルーリボン賞では、前年の主演男優賞、主演女優賞受賞者が授賞式で司会を務める。神木は「ゴジラ-1.0」「大名倒産」、吉永は「こんにちは、母さん」が第66回ブルーリボン賞で評価された。
多くの作品に出演している2人だが、実は共演歴はない。神木が「力を合わせて頑張っていきましょう!」と呼びかけると、吉永は「(司会業は)賞をいただくより大変ですね(笑い)」と本音を吐露し、会場の空気を和らげた。
式典を無事に終えた2人。吉永が「作品がバラエティーに富んでいて楽しかった」と感想を語ると、神木は「最初は緊張したけど、(映画賞という)素敵な空間や場所にいられて幸せだった」と満足げな表情を見せた。
最後に吉永が「ぜひまた一緒に仕事をさせていただきたい」と目線を向けると、神木は「どこでも飛んでいきますので!」と元気に宣言。作品でのタッグに期待を寄せた。