東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第67回ブルーリボン賞」の授賞式が12日、東京・千代田区のイイノホールで開催。「違国日記」「あのコはだぁれ?」などに出演した女優の早瀬憩(17)が新人賞に選ばれた。
早瀬はこの日、水色のロングドレスで登場。賞状を受け取ると「緊張で手と歯とひざの震えが止まりません…」と声を震わせながら語り、会場の空気を和ませた。
続けて「このような名誉ある賞をいただけて嬉しく思っています。選んでくださった皆さん、関係者の皆さん、そして何より、映画を見てくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。賞を糧にして努力し続けていきたいと思います」と笑顔を見せた。
「違国日記」でともにダブル主演を務めた女優の新垣結衣が憧れだという早瀬。新垣も同賞で2008年に新人賞、2018年には主演女優賞を受賞し、司会の経験もあるが「憧れの結衣さんの背中を追って、いつか自分も司会の席に立てるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。また、司会を務めた女優の吉永小百合から「これからもどんどん伸びていってくださいね」とエールを送られると「もっともっと成長していけるように頑張っていきたいと思います」と嬉しそうにうなずいた。