新日本プロレスは12日、「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月7日、後楽園で開幕)の概要を発表した。
恒例行事となっている初の最強戦士決定トーナメントには24選手がエントリー。優勝者は4月5日両国大会でIWGP世界ヘビー級王座(現王者は後藤洋央紀)に挑戦する。
同トーナメントには去就に注目が集まっていたジェフ・コブもエントリーされ、1回戦はシード扱いとなった。3月12日宇和島大会で、内藤哲也VSカラム・ニューマン(3・9尼崎)の勝者と激突する。
コブは3日の後楽園大会でNJPW WORLD認定TV王者のエル・ファンタズモに敗戦後「もしかしたら荷物をまとめて別の場所へ行くときが来たのかもな」と意味深発言。11日大阪大会の試合後にも「俺のバッグはどこだ? バッグを手に考えよう。俺の新日本での歴史は2017年に始まった。ずいぶん昔だな。ここにいたいと心から思った。居続けられればと思っている。言った通り物事には変化が必要で、変わらないといけないんだ。だからその時が来るまで、マニャーナ(スペイン語でいつかの意)。マタネ…」と別れの言葉のようなものを残していたのだが…。NJCにエントリーされた以上は新日本マットに継続参戦すると見てよさそうだ。
さらにNJCには右腕の負傷で長期欠場中だった上村優也、先シリーズ不出場だったデビッド・フィンレー、右ヒザ負傷で欠場中だったカラム・ニューマンに加え、チェーズ・オーエンズやバッドラック・ファレなど久々の参戦となる選手も多数エントリー。また「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のドリラ・モロニーは今大会からドリラ・マローニにリングネームを変更する。