日本保守党・島田洋一政務調査会長は12日、国会内で開かれた「野党政策政策責任者協議会」に出席した。
立憲民主党・重徳和彦政調会長の呼びかけでスタートした同協議会はこの日、2025年予算案などをめぐり日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、日本共産党、参政党など野党8会派で「やれるものを持ち寄ろう」という議題で行われた。
島田氏は冒頭のあいさつで「減税について一致して進められるんじゃないかと思っています」と意見を出した。
終了後、重徳氏は報道陣の取材に対し「減税について議論が行われたのか」との質問に「減税と言ってもいろんな税制があります。どこまで何に一致するのかはまだまだですけども…」とした上でこう振り返った。
「例えば今日は〝ガソリン税〟の暫定税率の廃止については一定程度、共有できるような雰囲気はありましたよね。ただ財政論も行いますので、そのあたり(減税)については(各野党と)深めていく必要性はあるなと思っています。私たちも暫定税率の廃止というのは野田代表が先陣切っていたような(代表)質問を言っていましたので、合意できるものもあるのかもしれないですね」
同協議会は今後も引き続き行うことも確認したという。