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亀田興毅氏は即OK 中川麦茶が中1長男の歌唱で入場!元世界1位ナワポン戦

東スポWEB 2025年2月12日 21時44分

ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める興行「3150×LUSHBOMU」(3月29、30日、愛知県国際会議場)の追加カード発表会見が12日、都内で開かれた。

29日のスーパーフライ級8回戦では花田颯(KWORLD3)がフィリピン・スーパーフライ級13位のエロゲ・グラ(フィリピン)と対戦。花田は昨年10月12日に行われた前戦で、デンマーク・ケビド(フィリピン)と対戦するも1ラウンドに両者のバッティングにより不運の負傷ドロー。そのケビドは昨年12月21日に横山葵海(ワタナベ)と対戦して僅差の判定負け。今回、花田はケビドと同じくフィリピンのサウスポー、グラを迎える。グラは昨年6月にWBCユース・スーパーフライ級王座決定戦で佐野遥渉(LUSH)と対戦し、判定で敗れはしたが好ファイトを展開した。22歳同士の対戦に花田は「この試合に勝って、上を目指すきっかけにしたい。自分の階級には、横山選手や佐野選手など同世代の良い選手が多いので、その選手たちと比較されても自分が負けないような試合をお見せしたいと思います」と意気込みを語った。

30日のスーパーウェルター級8回戦では日本スーパーウェルター級2位・佐々木る玖(KWORLD3)が日本スーパーウェルター級11位・鈴木健介(リングサイド・フィットネス)と対戦。最近、急上昇中で勢いに乗る佐々木は上半身裸の〝短パンスタイル〟で会見に登場。「短パン一丁は、自分が服よりも自分の体作りに投資しているので、これが自分の一張羅ですわ」と笑った。「亀田史郎さんのユーチューブ企画『3150ファイトクラブ』からプロデビューした素人の自分が、日本2位まで上がってくることができた。素人でも努力次第でできることを証明していきたい」と今後の意気込みを語った。また将来、対戦したい相手を問われると「テレンス・クロフォードと対戦するために、いつもイメージして練習しています」と米国の世界4階級制覇王者の名を口にした。

同じく30日のスーパーバンタム級8回戦でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級14位・中川麦茶(ミツキ)は、同バンタム級14位のナワポン・カイカンハー(タイ)と対戦。中川は「対戦相手は元世界1位の強い選手と聞いています。強い選手と試合を組んでいただいて感謝しています。3150×LUSHBOMUはいろんなキャラクターの選手がいておもしろいイベントです。自分もその一員として盛り上げようと思います」とヤル気満々。「ここで自分の秘密兵器を紹介します」と自身の長男で中学1年の武田龍樹君(12)を呼び込んだ。

続けて「興毅さん、将来、歌手になることを目指しています。次の自分の試合で入場曲を息子に歌わせていいですか? 今、歌わせますので」と直訴。龍樹君が美声を披露すると、興毅氏は「OK」と即答。中川は長男の〝歌手デビュー〟とともに次戦のリングへ入場することが決まった。

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