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【スターダム】天咲光由「めちゃくちゃ悔しい」引き分け防衛 HANAKOとの再戦を約束

東スポWEB 2025年2月12日 22時14分

女子プロレス「スターダム」のフューチャー王座戦(12日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)は、王者・天咲光由(22)がHANAKO(24)と熱闘の末に15分時間切れ引き分けで、3度目の防衛に成功した。

挑戦者は同郷の京都出身で、これまで2度直接ピンフォールを奪われている因縁の相手。181センチ、75キロの巨体を生かし、序盤から強烈なぶちかましをくらわせてきた。さらに王者は逆エビ固めで捕獲され、なかなかペースを奪えない。得意の飛びつきDDTもキャッチされ、ブレーンバスターでぶん投げられた。

それでもドロップキックから飛びつきDDTで逆転。HANAKOのアルゼンチン式背骨折りもしのぎ、コーナー上の攻防を制して豪快な雪崩式DDTを決めてみせた。残り3分を切って両者ノックダウンとなると、あとはひたすらド突き合いだ。

王者はHANAKOの白鷺(変型肩固め)で振り回され、叩きつけられたが、意地で3カウントは許さない。挑戦者のアルゼンチン式背骨折りをスイングDDTで切り返し、一気に勝負をかけたが、ビッグブーツをくらってダウン。最後はフォールの体勢に入られたところで、時間切れドローのゴングが鳴った。

引き分け防衛の王者はマイクを握り「絶対勝ちたかったけれど、勝ちきれなくて、すごく悔しい。でも負けずに勝ったから防衛や」といい「めちゃくちゃ悔しいからまた、絶対に来いや」と、HANAKOとの再戦を約束した。

続けて、次のV4戦では「次挑戦する妃南。やっと思い焦がれて、今日勝てへんかったけど、防衛できて、やっとやっと妃南とタイトルマッチができる」と、24日の宇都宮大会で挑戦を受けると表明した。妃南はかつてユニット「クイーンズ・クエスト」で共闘し、昨年9月の次期挑戦者決定戦でも戦った。そんなライバルの地元に乗り込み挑戦を受けるという。

2日後楽園大会でスターライト・キッド&AZMとのトリオでアーティスト王座を奪取しており、2冠を堅持。バックステージでは「妃南さんとは同じ時代の時、この同じベルトをかけて競い合った仲だし、今度妃南の地元栃木でビッグマッチ。そこでこのベルトをかけて妃南と対戦できることがすごく楽しみ。次の栃木でも必ず防衛する」と、〝アウェー〟でも絶対防衛を誓っていた。

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