ボートレース徳山のGⅠ「第68回中国地区選手権」は12日、準優勝戦が行われた。
準優12R、イン茅原悠紀を2コースからまくった藤原碧生がF。山口剛(42=広島)は絶好の展開を3コースから鮮やかなまくり差しで突き抜けに成功。地区選連覇へ望みをつないだ。
「準優は展開1本。展示から気配は最悪だった。出足に関してはいいけどそこだけ。行き足から伸びが足りないし、優勝戦に入ると明らかに△。今のままではドリームと同じような感じになるので整備する」と底上げを目指す。
当地で2009年に開催された第52回大会で地区選初制覇。昨年の第67回大会では地元の宮島で王道Vを決めている。「地区選の連覇もそうだし、クラシックの権利を狙って1着勝負。そこだけ狙っていきます」とキッパリ。頂上決戦も準優同様に赤いカポックで登場。自慢の豪快ハンドルを駆使して3回目の中国チャンプを狙う。