ヤクルトからポスティングシステムでホワイトソックスに移籍した村上宗隆外野手(25)は22日(日本時間23日)にシカゴの本拠地レート・フィールドで入団会見を行った。
約50人の報道陣が待ち受ける中、グレーのスーツ姿でゆっくり登場した。契約書にサインする際に「漢字でいいの?」と確認してペンを走らせた。その後、ボールに初のサインを書いて披露。背番号「5」のユニホームを手渡されると自ら袖を通し、笑顔で記念撮影した。
会見では「Hello、my name Munetaka Murakami Whitesox nation,you guys in my heart(私は村上宗隆です。ホワイトソックスファンの皆さん、皆さんは私の心の中にいます」と英語で自己紹介し、「White sox」と持参した靴下を披露し、会見場は笑いに包まれた。
続けて日本語で「袖を通してスタートラインに立てた気持ちです。このレート・フィールドでプレーできることに今ものすごく興奮しています。そして、ホワイトソックスの球団関係者の皆さん僕を評価していただき、このメジャーリーグでプレーするチャンスを与えてくれて、ありがとうございます」とあいさつした。
ホワイトソックスを選んだ理由を「僕にすごく合っているなと思いましたし、何よりこれからのチームだと思うので、これからのチームの一員になることがすごく好きなので、それが決め手でした」と説明。近年、大きく負け越していることについては「これは過去のことなんで。その負けてきたっていう情報は知ってますけど過去のことなんで、これからどう勝つかっていうのは、僕もチームの一員になりますし、僕たちで話し合って、僕たちで前を向いて、勝ちに向かってストーリーを作り上げていければなっていうふうに思います」と力を込めた。
〝村神様〟は低迷するチームをバットで引っ張ることを誓った。