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これぞ“ケッ作機”!? 「世界最大の航空機」がどう見てもお尻にしか見えない件 ただスペックも客室も凄い! その全容とは

乗りものニュース 2024年6月7日 18時12分

「世界最大の航空機」としても知られているハイブリッド飛行船「エアランダー10」は、「空飛ぶおしり」と呼ばれるユニークな外見でもしばしばSNS上をザワつかせる機体でもあります。どのようなものなのでしょうか。

全長約92m

「世界最大の航空機」としても知られているハイブリッド・エア・ビークルズが開発したハイブリッド飛行船「エアランダー10」は、その外見でもしばしばSNS上をザワつかせる機体でもあります。それは、角度によっては“お尻”に見えることがあるため。海外でも「空飛ぶおしり」といったニックネームも存在するほどです。どのような機体なのでしょうか。

 エアランダーの全長は約92m。これが民間航空機としては最大級とされています。この機体は、ヘリウムを使用した飛行船のスタイルをベースに、ジェット燃料を燃焼する内燃エンジンを搭載し推進するなどの現代の航空機のエッセンスを組み込むことで、既存の競合旅客機などと比べてCO2排出量を最大75%削減できるとしています。また、将来的に推進装置を電動モーターに換装することで、CO2排出量ゼロを目指しているということです。

 巡航速度は150km/h程度と低速ながら、最長5日も飛び続けることができます。そのため、4000海里(7400km)もの航続距離を持ちます。客室は最大100名の乗客が乗られるようカスタマイズが可能で、ガラス張りの床や豪華客船のような客室仕様など、既存の旅客機ではまず見ることのできない豪華でユニークなものとすることも可能だそうです。また、飛行船スタイルとすることで、空港などではないところにも発着可能なのもポイントとしています。

 そのような革新性を持っているものの、やはり際立つのはそのルックス。とくに機体尾部を地上から見上げる形で見ると”お尻っぽさ”が目立ちます。SNS上ではその写真を見たユーザーより、「しゃがんで、尻をこっちに突き出してるようにしか…」「これはケッ作機」「設計者のイタズラ心を感じる」「へコーキ、、」「タモリ倶楽部のOPで採用されそうな見事なフォルム」といったコメントが寄せられています。

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