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「離れ小島の搭乗口」と繋がり巨大化予定の「羽田空港T2」、現在どんな感じ? ターミナル北側が激変

乗りものニュース 2024年7月5日 14時42分

工事開始から1年3か月経ちました。

2025年春ごろ供用開始予定

 羽田空港でANA(全日空)などが乗り入れる第2ターミナルは、今後、本館と北側サテライト(別館)が繋がり、ひとつの空港ビルとなる予定です。2024年7月現在、同ターミナルでは、接続のための工事が進められている模様です。

 今回の工事は、将来の航空需要拡大への対応や旅客利便性のさらなる向上を見据えたものといいます。現在専用バスでアクセスを要する北側サテライトと本館が一つの建物として繋がり、直接行き来できるようになるほか、増築部には、ターミナルから直接航空機へ搭乗できる搭乗口を3か所新設。旅客動線の最適化や定時運航率向上を図るとのことです。

 同ターミナルを運営する日本空港ビルデングによると、工事は2023年4月に開始されたとのこと。現在保安検査場からAIRDO便、ソラシドエア便が多く乗り入れる本館北側エリアに至る通路は、従来よりかなり狭くなっているほか、工事エリア付近にあった喫煙所も閉鎖されています。また、そのエリアの通路と工事区画を区切るパネルには、かつての羽田空港の写真が時系列順に飾られていました。

 2024年7月現在、本館とサテライトを結ぶ増築部は、見た限りすでに骨組みが出来上がっていそうな模様で、すでにふたつのビルは、物理的にはほぼつながったといえそうです。ただ、まだ空港ビルとわかるような形状には至っていません。本館と北側サテライトを結ぶこのエリアは、2025年春をめどに供用開始予定とされています。

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