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ピーチが「2番目の中距離国際線」ついに開設へ 「広~い座席」の新型機でシンガポールへ…運賃は?

乗りものニュース 2024年8月29日 12時32分

飛行機も特別仕様です。

週7往復

 LCC(格安航空会社)のピーチが、2024年12月5日より関西~シンガポール線を開設します。航空券は8月29日より販売開始されています。

 運航は週7往復を予定しています。同路線では、短距離路線で使用されている同社の主力機、エアバスA320よりもシートピッチ(前後の座席間隔)が広い新鋭機「エアバスA321LR」が使用されます。同社のA321LRは218席を搭載。座席のシートピッチは最大約81cmで、この数値を同社は「フルサービスキャリアと同等」とし、全席にUSBポートを搭載しています。

 運賃は164.2シンガポールドル(約1万8200円)。また、日本版の公式サイトでは、最安値で1万3690円が打ち出されています。フライト時間は約6.5時間とのことで、運航ダイヤは以下の通りです。

・MM773便:関西18時50分発→シンガポール翌午前1時00分着
・MM774便:シンガポール午前2時15分発→関西午前9時35分着

 ピーチにとって関西~シンガポール線は、関西~バンコク線に次ぐ2番目の中距離国際路線といいます。また、この路線を運航する国内航空会社は、同社が唯一となるとのことです。

「この路線のダイヤ設定のポイントは、大阪に午前9時台に到着するダイレクトフライトということです。これはシンガポールからの旅行者の方にとって午前に大阪に到着できるということは、ピーチ国内線で(拠点である関西空港から)各地に乗り継げること、午前から夜まで、大阪観光を楽しめるというメリットがあります。シンガポール国内でもっとも検索が増えた旅行先は『大阪』だったという調べもあります。ぜひたくさんのシンガポールの方に利用していただきたいです」(ピーチ 福島志幸事業戦略企画統括・執行役員)

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