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核ミサイル発射可能な原潜「アリガート」を就役 さらに抑止力を強化へ インド

乗りものニュース 2024年9月3日 15時12分

艦名は日本語ではないです。

2隻目の戦略ミサイル原潜

 インド国防省は2024年8月29日、戦略ミサイル原潜「アリガート」を就役させたと発表しました。

 同艦は、アリハント級原子力潜水艦の2番艦です。ロシアの技術援助で開発された潜水艦発射型弾道ミサイルSLBMの発射能力を持ち、同国の核戦力の一翼を担う2隻目の戦略ミサイル原潜でもあります。

 全長112m、排水量6000トンといわれており、自国製造のSLBMで射程約750kmのK-15「サガリカ」を12基搭載できます。性能は1番艦の「アリハント」よりも向上していると、インド国防省は伝えています。

 就役式典はアーンドラ・プラデーシュ州のヴィシャーカパトナムで、ラージナート・シン国防相の立ち合いのもと行われました。シン国防相は同艦の就役に際し「インドの核戦力をさらに強化し、抑止力を高め、戦略的均衡と平和を確立し、同国の安全保障において決定的な役割を果たすでしょう」とスピーチしました。

 なお、艦名の「アリガート」は、サンスクリット語にちなんだものであるようです。

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