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佐賀‐熊本に新ルート! 工事進む「有明沿岸道」 早くも佐賀駅&県庁直結バイパスが開通

乗りものニュース 2024年9月18日 8時12分

有明沿岸道の整備が進んでいます。

県道バイパスが30日開通

 佐賀市に向けて有明沿岸道(有明海沿岸道路)の工事が進んでいます。2024年9月には、佐賀市中心部直結のアクセス道路が開通する予定です。

 有明沿岸道は、福岡県大牟田市を起点にして有明湾沿いを進み、佐賀県鹿島市に至る計画延長約55kmの自動車専用道路です。

 三池港や佐賀空港などの拠点を結ぶとともに、並行する国道208号の渋滞緩和や安全性向上を目的としており、国道208号・国道444号のバイパスの役割も担います。

 現在、開通しているのは、福岡県と佐賀県にまたがる三池港IC~諸富IC間と、佐賀県内の嘉瀬南IC~福富IC間の2区間です。そしてこの途切れた2区間を結ぶ諸富IC~嘉瀬南IC間(大川佐賀道路と佐賀福富道路)は、2001年に事業化され、国と佐賀県によって建設工事が進行中です。

 開通時期は公表されていませんが、完成すると佐賀市から福岡県の柳川市・大牟田市、熊本県の荒尾市・熊本市方面へのアクセス性が大きく向上します。

 9月30日には、佐賀市内で県道260号東与賀佐賀線の本庄バイパスが開通します。延長は約2kmで、現道の西側を通ります。将来は、市内の佐賀駅や県庁付近と有明沿岸道の東与賀IC(仮称)を南北に直結するアクセス道路になります。

 ちなみに、建設中の諸富IC~嘉瀬南IC間の途中には、佐賀JCT(仮称)も計画されています。ここから地域高規格道路の佐賀唐津道路が北へ分岐し、長崎道に連絡する構想です。

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