混雑緩和のために特急の臨時停車も。
特急列車が嵯峨嵐山駅に臨時停車
JR西日本は2024年9月25日、秋の行楽・紅葉シーズンに嵯峨野線（山陰本線）の混雑緩和を図ると発表しました。その一環として、特急列車が嵯峨嵐山駅に臨時停車します。
嵯峨野線は、京都駅から亀岡・園部方面へ抜けていく路線です。沿線に観光地・嵐山などがあることから観光需要が高く、混雑が深刻化しています。
2024年3月ダイヤ改正では、京都～嵯峨嵐山間で普通列車が昼に6往復（12本）増発され、列車間隔が約15分に縮まったほか、4両編成から6両や8両に増結される列車も増えています。また、阪和線で使用されていた3列座席の通路が広い車両も投入されています。
さらに多くの利用者が見込まれる秋の行楽・紅葉シーズン（10月5日～12月8日）には、平日42本、土休日56本（うち臨時10本）で普通列車の増結が実施される予定。また、特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の7本が嵯峨嵐山駅に臨時停車します。京都駅から嵯峨嵐山駅までの特急の所要時間は、わずか10分です。
特急の臨時停車に合わせ、京都・二条→嵯峨嵐山間で「J-WEST チケットレス」料金も設定。普通車指定席の通常期料金は1290円ですが、「J-WEST チケットレス」では600円となります。