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何があった!? 琵琶湖に自衛隊の4発エンジン機が着水! 史上初の訓練、来年には本番も

乗りものニュース 2024年10月20日 6時12分

戦前は、旧海軍の水上機基地が湖畔にありました。

自衛隊の飛行艇が初めて発着水訓練を実施

 海上自衛隊のUS-2救難飛行艇が2024年10月17日、日本最大の湖である琵琶湖で発着水訓練を実施しました。

 訓練エリアは滋賀県高島市の沖合、いわゆる「北湖」とよばれる北側とのこと。なお、US-2が湖を含め淡水に降りたのは史上初とのことで、同機が所属する海上自衛隊岩国航空基地では、淡水での離着水も問題なく実施できることが確認されたとしています。

 南海レスキュー訓練は、陸上自衛隊中部方面隊が計画する南海トラフ地震対処のための実動訓練で、今年5月30日には「06南海レスキュー(前段)」がすでに実施されています。
 
 このときは、兵庫県尼崎市にある民間ホテルを会場に、自治体や関係省庁、事業者などから合計197名(オンライン参加者含む。)の防災関係者が参加して、セミナー形式で能登半島地震対応の教訓を踏まえた南海トラフ地震対応の実効性向上に資する情報共有などが行われています。
 
 来年(2025年)1月には、「06南海レスキュー(後段)」の実施が予定されており、今回の琵琶湖での発着水は同訓練の事前予行として実施されたものになるそうです。

 ちなみに、太平洋戦争終結までは県庁のある大津市に旧日本海軍 大津海軍航空隊の基地(現・陸上自衛隊大津駐屯地)があり、水上機の飛行練習が行われていました。

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