関越道の小出ICの名称が変わります。
「小出IC」を改称
関越道の小出IC(新潟県魚沼市)の名称が、2024年11月1日、「魚沼IC」に変わります。
小出ICは1982年12月、関越道の小出IC~越後川口IC間の開通と同時に開設されました。所在地は当時の小出町でしたが、2004年11月、周囲の町村と合併し魚沼市に変わっています。
この魚沼市は、コシヒカリの産地などとして全国に知られていますが、市内を通るJR上越線や只見線に「魚沼駅」、関越道に「魚沼IC」はありません。
そのため、交通の要所に「魚沼」の文字を入れて誘客や地域活性化につなげようと、2023年5月、市や県、市商工会連絡協議会、市観光協会、NEXCO東日本などで構成する名称検討協議会が設立され、小出ICの改称を検討してきました。
同じ魚沼市(旧堀之内町)内にある堀之内ICについては、ブランドユリの生産地として名前が定着してきていることから変更せず、一方で認知度が比較的低い小出ICを改称することにしたといいます。
市によると、改称に伴う標識変更などの費用は約3億円を見込んでいますが、一方でこれによる経済波及効果は直接・間接合わせて約16億円と試算しています。