かなりレアな光景!
近江鉄道の100形が複々線を走る映像が公開
近江鉄道は2024年10月28日、100形電車を京都鉄道博物館で展示するための甲種輸送の様子を公式Xで公開しました。100形は同館で、11月25日(月)まで特別展示される予定です。
甲種輸送とは、鉄道車両をJR貨物などの機関車が牽引する形で、貨物列車扱いで輸送することです。京都鉄道博物館はJR西日本の営業路線とつながった引込線を活用し、現役の鉄道車両を展示しています。
100形は、西武鉄道から譲渡された101系電車を改造した車両。2013年から2018年にかけて計10両が導入されました。外装は西武時代の黄色から一転して、琵琶湖をイメージした水色(オリエントブルー)に変更されています。
今回展示されるのは、1979年に西武が製造し、2014年に近江鉄道に導入されたモハ102号車+モハ1102号車です。
今回の甲種輸送では、元・西武鉄道の車両がJR東海道線(琵琶湖線)の複々線区間を走行するという、珍しい光景が実現しました。
【映像】JR西日本の複々線区間を走る近江鉄道100形