韓国海軍練習艦隊の日本寄港は約6年ぶり。
中谷防衛大臣が韓国の揚陸艦に乗艦
防衛省は2024年11月8日、中谷元 防衛大臣が海上自衛隊・横須賀基地に入港した韓国海軍の揚陸艦「馬羅島(マラド)」に乗艦したと発表。公式Xで画像も公開しました。
「マラド」は、2021年6月に就役した新鋭艦で、空母のような全通式の飛行甲板を備えていることが特徴です。竹島の韓国名を冠した「独島(ドクト)」級強襲揚陸艦の2番艦となります。
全長200m、全幅31m、満載排水量は約1万9000トンにおよぶ韓国海軍を代表する大型艦です。艦内には、上陸部隊約700人のほか、戦車6両、KAAV水陸両用車7両、LCAC(エアクッション型揚陸艇)2隻なども収容することができます。個艦防御用に、艦首と艦尾には20mmバルカン砲(CIWS)を備えるほか、艦橋後部には地対空ミサイルを発射可能なK-VLSを搭載しています。
今回は、この「マラド」と揚陸艦「天子峰(チョンジャボン)」、補給艦「大清(デチョン)」の3隻で構成する練習艦隊が横須賀に寄港しました。
韓国海軍練習艦隊の日本寄港は約6年ぶりとなります。中谷防衛大臣は、練習艦隊の入港記念行事に参加したほか、「マラド」に乗艦して関係者との懇談を行ったとしています。