見れば見るほど食パン!?
福岡地下鉄の新型「4000系」デビュー
福岡市交通局は2024年11月15日、市営地下鉄空港線・箱崎線の新型車両「4000系」について運行開始日が決定したと発表しました。
4000系は川崎車両製。車体前面は直線的な「食パン顔」のデザインで、色は青空をイメージしたスカイブルーが採用されています。最終的に6両編成が18本製造される計画です。
技術面では既存車両に比べて電力使用量が20%低減される新型モーター「同期リラクタンスモーター」を世界で初めて営業列車に導入。また、カーブに合わせて車軸が可動する台車を採用し、走行安定性の向上や騒音の低減を図るとしています。
このほか、編成端部の6号車には「展望席」が設けられています。海側に向いた窓の一部がかなり大きくとられており、「小さい子が床にひとり立ちしても車窓が眺められる」というものです。
様々な新機軸を盛り込んだ4000系は、11月29日(金)15時、姪浜発・福岡空港行きから運行を開始します。