貴重なルートになるかも。
県道「桑名川越線」の狭隘区間が解消 それが意味するもの
三重県は2024年11月22日、整備を進めてきた県道「桑名川越線」の改良工事が11月29日に完成し、全線で開通すると発表しました。
今回の区間は、員弁川沿いに国道23号と国道1号をつなぎます。従来ルートにある狭隘部をバイパスする720m区間が新規開通します。
国道1号との接点は、現在よりもやや北側、「町屋橋南詰」交差点に移ります。
これまで、川沿いの桑名川越線を行き来するには、国道1号を介してクランク状の移動が必要でしたが、「町屋橋南詰」交差点にまっすぐつながるようになり、国道1号の渋滞緩和も期待されるということです。
ここからさらに員弁川沿いをさかのぼると「桑名大安線」に合流したのち、東員町で東海環状道が合流、そのまま東海環状道の大安IC、さらにいなべ市方面へと道が続きます。
海沿いの2大国道であり混雑も激しい国道23号・1号を、スムーズに行き来できる点でも貴重なルートになりそうですが、広域的には、員弁川左岸の国道258号・421号ルートの裏ルート的な使い方ができるかもしれません。